メッセージ☆

私たちは、本当は何をしたいのか。どんな暮らしがしたいのか。

自分のことをちゃんと知っておくことが大事だと思う。

目の前の幸せに気づけていなかったら、いつまでたっても幸せにはなれないんだろう。

自分は何に喜んで、何が好きで、本当はどんな毎日を送りたいのか、自分のことをいつも気にかける必要があると思う。

とある話。

ある国の漁師は魚の捕獲量の調整で一時お休みの期間があります。自分たちが食べる量しか取らないから、これで十分だそう。漁が休みの時、漁師たちは、家族と一緒にのんびり過ごし、趣味のギターを弾き、ワイン片手に美しい夕日を眺めてゆったりとした生活を楽しむそうです。それを聞いたお金持ちの国の人が言いました。

何でもっと稼ごうとしないのだ？他の海に行ってもっと魚を取って、他の地域や他の国に売ればお金になるじゃないか。

すると漁師、もっと稼いで何をするんですか？

稼いだ金で会社を作って、下の者に漁をやらせるんだ。自分は指示だけ。楽してたくさん儲けられる。どんどん拡大して他の国にどんどん売ってもっと儲かる。

漁師:それで何をするんですか？

世界中に市場を持って、加工食品工場を作って、世界中のマーケットに自分の商品を売り出す。どんどん事業を展開していけばもっともっと莫大に儲かる。

漁師:莫大に儲けてそれで何をするんですか？

そうなったら、会社は下の者に任せて、自分は南の島にでも行って、家族とのんびり過ごすんだ。夕日を眺めながらワインでも飲んでゆったりと暮らす。

漁師:そんな暮らしはもう手に入れているよ。

目の前の幸せに気づけていますか☆